上海市では11月29日(日)まで数日に渡り厳しい寒さが続いたものの、市気象局が宣言する「冬入り」には及ばなかった。
気象学上の冬入りは、平均気温が5日間連続で10度以下になることと規定。市は25日(水)より4日間、平均気温10度以下の寒さが続いていたが、29日(日)に10度を超え、冬入りには至らなかった。
市では12月1日(火)まで最高気温が15度前後の暖かい日が続くが、2日(水)より再び気温が低下、週末の最低気温は4度前後になる見込み。気温の変化が激しく、市十人民医院の医者は、血管や呼吸器の病気を発症しやすいとして、市民に注意を呼びかけている。
~上海ジャピオン12月04日発行号