上海市黄浦区政府は12月18日（金）、同区の上海新天地太平湖公園にて、新年カウントダウンイベントを行うことを明らかにした。

今年は例年に比べ、市内各地の新年イベントに関する発表が遅く、規模も小さなものとなった。同イベントは31日（木）夜に開催。参加者の安全を考慮し会場を囲いで区切り、来場者の出入りなど移動を制限する。同時に同区政府は、毎年恒例の外灘や豫園での新年イベントを今年は開催しないと宣言した。

市では12月に入って以来、中国香港行きの旅行客が増加。20日（日）～２０１６年１月４日（月）までの旅行者数は平常時より30％増となっている。

また市交通執法総隊は15日（火）、浦東国際空港の国際・国内線手荷物受け取り場内に、34枚の「タクシー乗車案内パネル」を設置。同空港から市内36地点への参考料金などが提示されている。

ネットの情報によると、海外飲食店での中国人１人当たりの平均消費額は１７３元という。

 

～上海ジャピオン2015年12月25日発行号