サッカーワールドカップ・ドイツ大会の開幕に合わせて、勤務時間を調整するという市民が1割近くに達していることが、インターネット調査から分かった。調査は、上海市民信箱のネット調査が約6800人あまりを対象に実施した。
調査では、試合に合わせて勤務時間を調整すると答えた人は8%、W杯の観戦が仕事に影響するだろうと答えた人は52%だった。
また、ワールドカップ・ドイツ大会の試合の多くが、上海では夜から明け方にかけて行われるため、バーの多くが、従業員の勤務時間の調整に追われている。
店では、同期間中に急増すると思われる客に対応するため、従業員を増やしたり、勤務時間を変更したりするなどしている。外灘にあるバーの経理は、「人手不足は深刻。現在、30数人の従業員で業務を行っているが、忙しくてシフトが回らない。この一時的な人手不足を緩和するため、多くのバーは緊急のアルバイト募集をかけています」と述べている。 (6月8日)