上海市浦東新区で開催された、今年で14回目のゲームショウ「中国国際数碼互動娯楽展覧会(ChinaJoy)」が7月31日(日)に閉幕し、過去最高人数の32万5500人を動員していたことがわかった。
また30日(土)は10万8000人が訪れ、単日での過去最高動員数を記録。全4日間の来場者数は昨年と比べ5万2500人増加した。イベントでは「アリババ(阿里巴巴)」や「テンセント(騰訊)」など中国のネット大手企業のほか、日本からは「バンダイナムコ」など900社が参加し、展示されたゲーム作品は4000作に及んだと言う。
人気を集めたのはゴーグル型の「ヘッドマウントディスプレー」を使って楽しむ仮想現実(VR)型のゲームや、ゲームアプリ「ポケモンGO」と同様の拡張現実(AR)の技術を使ったコンテンツで、多くの来場者が詰め寄せた。
一方同イベントでは毎年、ショーガールのセクシーな衣装が話題となっているが、今年はイベント運営会社が、胸やボディラインの露出を禁止した服装規定を定め、賛否両論の意見が出た。
~上海ジャピオン2016年08月05日号