上海市徐匯区にある「上海植物園」で8月中旬までの毎週金~日曜の夜に、動植物の夜の生態系を学ぶ子ども向けイベント「暗訪夜精霊」を開催していることがわかった。
参加する子どもたちは、懐中電灯を手にホタルなど夜行性の動植物を観察する。また長寧区の「上海動物園」では7月の毎週土日の夜に、夜の園内を巡る「動物園奇妙夜」を実施。これら夏のイベントは、子どもたちの自主性や探究心向上を目的としている。
そのほか、徐匯区の「上海交響楽団音楽庁」では7月16日(月)まで、「2018夏季音楽フェスティバル」を展開。同フェスでは、フジが咲く回廊に2018個のスピーカーを設置し、夏の風物詩である風の音や雷鳴を放送。空中に吊るされたキリギリス5000匹の虫カゴから聞こえる鳴き声と共演すると言う。また期間中は「ニューヨーク・フィルハーモニック」も来海し、音楽会を開く予定。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年7月6日発行号