上海市住房城郷建設管理委員会は2月13日(水)、市北部を東西に流れる蘇州河の河岸を年内の一般開放を目指し、12㌔に渡って開発する計画を発表した。
同計画は、商業空間や居住環境の改善・最適化を建設項目に掲げており、同河川沿い100㌔の配電線地中化工事などが盛り込まれている。また、河川沿いを含む42㌔の緑地空間増設を、2020年を目安に開放する予定。
さらに同委員会は最近、2000万平米に渡る違法建築物や違法掲示物の撤去を年内に実施すると発表。治安や環境面において、市内の居住区(小区)200カ所を模範小区とし、全市で合法的な建築物が90%になるよう目指す。
そのほか、市は建造物の安全性配慮の目的で、今後3年間看板やガラス壁などに対する整備・監督を強化する。また、10万戸の老朽化したガス管110㌔の交換を予定。今年、公共事業に1360億元を投じる見込み。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2019年2月22日発行号