広東省中山市の警察署で最近、枝を背負った男性がひざまずいて許しを請い、警察官を驚かせる出来事があった。
この男性は、中国の故事「負荊請罪」に則って三本の枝を背負い、無言で警察署入口にひざまずいた。驚いた警察官が何とか男性を立たせ、事情を聞くと「私は罪を犯したので、許しを請いに来た」と告白。後の調べで、男性がバイクで交通事故を起こしていたことが発覚した。その後、警察官が男性に対し根気強く事故処理と罰則について説明したところ、男性は冷静さを取り戻したと言う。
警察官はこの出来事に対し「泣いて許しを請いても、刑罰が軽くなるわけではない」と話している。
~上海ジャピオン2019年3月1日発行号