隔離中にジョギングの女性 動画拡散で解雇され国外へ

中国系オーストラリア人の女性が最近、北京市に到着後、14日間の自宅隔離規定に違反したうえマスクを着用せずにジョギングに出掛け、それを注意した地域の管理員とトラブルに発展。女性はその後、勤務先から解雇されたうえ、市政府から労働許可証をはく奪され、国外退去となったことがわかった。
中国の「労働契約法」では、雇用主は30日前に書面通知もしくは給与1カ月分を支給することで、従業員を解雇することが可能。しかし従業員側に規則や法律の違反、雇用主に重大な損害を与えた場合、補償金を支払わずに即時解雇できる。

ほか上海市では23日(月)から、新型コロナウイルス感染症流行の重点国家リストから、日本を除外し、フィリピンを追加すると公表。また、市から入国した渡航者全員に対し、核酸検査を実施するという。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2020年3月27日発行号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP