上海市は清明節休暇期間の新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、公共墓地への墓参りで事前予約制を採用。市政府によると、4月1日(水)午前11時までに約31万人の予約があったという。
市政府は今年、人の接触や混雑を避けるために代理墓参り、合同墓参り、オンライン墓参りなどのサービスを用意し、「子孫の健康が祖先の慰めになる。ピーク時の混雑を避けてほしい」と市民に促している。ほか中国鉄路上海局集団有限公司によると、清明節連休中の利用者は約405万人、前週比155%の増加となったことがわかった。最も混雑した清明節当日の4日(土)には、のべ120万人が利用した。
~上海ジャピオン2020年4月10日発行号