バーガーキング商品偽装問題 上海系列店で一斉検査を実施

中国中央テレビ(CCTV)は7月16日(木)、米国ファーストフード店「バーガーキング」江西省南昌市の店舗が、期限切れ食材の日付ラベルを張り替えて使い回していることを指摘したことがわかった。

同局の番組「3・15晩会」によると南昌市の複数店舗が、賞味期限切れのパンを使用したり、期限切れ食材のラベルを新しいものに貼り替えたりしていたことが判明。これを受け上海市市場監督管理局は最近、市内系列店で一斉検査を行った。商品の入荷台帳や廃棄記録、賞味期限などを重点的にチェックし、現時点では問題は見付かっていないという。なお「バーガーキング」は、ソーシャルメディア上で謝罪文を発表している。

この番組は例年、同局が「国際消費者権利デー」の3月15日に合わせて放送しているが、今年は新型コロナウイルス感染症流行の影響で放送を延期していた。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2020年7月24日発行号

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