上海万博運営事務局の交通グループは1月8日(金)、
市内各地から万博会場までのアクセス利便向上を図った「上海万博交通保障方案」を制定したと発表した。
方案では、軌道交通と公共バスを利用して、各エリアからの万博会場到達目標時間を設定。
内環線の内側からは30分、内環線と外環線の間からは45分、
外環線の外側とその近郊からは60分でアクセスできるようにすることを目標として掲げている。
軌道交通では、4、6、7、8、9号線の5路線が万博会場へ直通。
1時間あたり最大10万人が移動できる。
出入り口から万博会場までの距離が比較的遠いところについては、無料シャトルバスも運行する。
さらに帰路を確保するため、全ての軌道交通の終電時刻を22時半以降までに延長し、
同5路線は24時以降と決められた。
また、軌道交通以外に、万博専用バスも運行。
市内各地の主要観光スポットから会場への直通便のほか、
郊外の金山、奉賢、青浦、崇明など6カ所と軌道交通7、8、9号線の最寄り駅を結ぶ乗り継ぎ便も設置する。
(1月8日)
~上海ジャピオン1月15日号より