改装工事のため、1年近く営業休止となっていた浦東新区の東方路駅が、10月28日(土)、営業を再開する。これに伴い、駅名も「世紀大道駅」に改められる。
同駅には、2号線と4号線が乗り入れており、今後は6号線、9号線とも交わる予定。これにより、市内最多の乗り換え路線を持つ駅となる。
同駅は地下3階の構造。地下1階には、6号線のホームと、全路線共用のホールがある。地下2階には、2号線と9号線のホーム、地下3階には、4号線のホームがある。切符売り場は地下1階にあり、全て自動発券機を採用している。
乗り換え時の混乱を避けるため、駅構内には各路線を色で表す標識を設置している。また、停電下でも乗客を誘導できるように、高速道路などで使用されている照明を、ホームに1・5メートル間隔で取り付けている。
このほか、路線の集中によるラッシュを避けるため、既存の4カ所の出口に加え、さらに2カ所の出口を建設する予定。
(9月21日)
~上海ジャピオン9月29日発行号より