上海市松江区の「上海外国語大学」図書館で最近、離席した女子学生のコーヒーカップに、男子学生が異物を混入させる事件が発生した。
逮捕された同大学の21歳男子学生は、デートドラッグのつもりで「牛磺酸(タウリン)泡騰片」をネットで購入、女子学生の飲み物に混入させていた。女子学生は異変に気付いて吐き出し、学校に報告。病院で検査を受けたが体調に異常はないという。
上海市精神衛生中心の医師によると、「牛磺酸(タウリン)」は主に新陳代謝や疲労回復を目的に用いられるという。大学側は、犯人の男子学生を学籍抹消処分にした。(6月15日)
~上海ジャピオン2022年6月24日