来年29回目を迎える春節の風物詩「豫園灯会」の点灯式が、12月15日(金)、上海市とフランス・パリで同時に開催されたことがわかった。
国交正常化60周年を2024年に迎える中国とフランス。記念すべき1年の幕開けイベントとして、海外で初となる「豫園灯会」が開催されたフランスでは、中国から届いた60台の大型灯篭と2000個余りのランタンが点灯された。来年の干支「龍」や、中国の伝統神話「山海経」の伝説の生き物など、色とりどりの灯篭とランタンがフランスの街を彩り、市民を魅了した。期間中は中国武術、民族舞踊、伝統曲芸など350回の公演が開催される予定のほか、「豫園」名物の「南翔小籠包」の職人もフランスに赴き小籠包を披露している。
また上海市黄浦区豫園商城でも同日から、ランタン「一夜龍魚舞」を展示。頭上に魚が舞う美しい装飾で、来年1月中旬から始まるランタンイベントをアピールした。(12月15日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2023年12月22日