上海市では2月24日(土)、強い寒波の影響を受け気温が急低下し、各観測地で2月下旬としては30年ぶりの最低気温を記録したことがわかった。
徐家匯観測地点では同日の最高気温が2・2度にとどまり、同時期としては43年ぶりの記録を更新。市中央気象台は、道路凍結の黄色警報を発令し市民に安全運転を促したほか、この先1週間は曇りや雨が多く寒い日が続く見込みのため、市民へ防寒などの寒さ対策を合わせて呼びかけている。
また23日(金)、市の軌道交通5号線と9号線の地上に設置されている電力供給の機械が凍結したため、一部の区間で運行停止になっていたことがわかった。市の軌道交通で寒波による機械故障は初めて。両線では、警察やボランティアの協力のもと、バスの振り替え運行などが迅速に行われ、混乱を避けられたという。(2月24日)
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2024年3月1日