自然が生み出す不思議 干潟に樹木が現る

浙江省杭州市の銭塘江で、潮が引いた干潟に現れる〝潮汐樹〟と呼ばれる大きな樹木が最近ネット上で話題になっている。
〝潮汐〟とは、海岸などでみられる、1日に1~2回のゆっくりした海面の昇降現象。干潟に含まれる粉砂と呼ばれる成分は水に流されやすいため、潮が引くときに粉砂が流され、溝ができあがるという。自然にできあがる数々の溝が、遠くから見ると大きな樹木のように見えることから〝潮汐樹〟と呼ばれ、自然の不思議と美しさを感じさせてくれる〝映えスポット〟として人気を集めている。
ネット上では、「美しい絵巻物のようだ」「生命力を感じる」いった感動の声が寄せられた。(6月12日)

 

 

~上海ジャピオン2024年7月5日

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP