ベビールームの実態調査 案内掲示や衛生管理が問題に

上海市では、公共の場所にベビールームの設置を求める条例「上海市母嬰設施建設和管理方法」が施行されてから約1年半が経過。各施設のベビールームを調査したところ、場所の案内や衛生管理に問題があることがわかった。

静安区の商業施設「静安大悦城」ではスタッフがベビールームの場所を把握していなかったうえ案内表示もなく、ベビールームでは男性・女性の作業員が居眠りをしていたり、顔を洗っていたりしたという。また普陀区の「月星環球港」はベビールームにイスやカーテンがなく、害虫がいる部屋もあった。この状況を受け、市民からは改善を求める声が上がっている。(9月11日)

 

~上海ジャピオン2024年9月20日号

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