長かった梅雨に終止符 今夏の猛暑日は減少予測

 市中心気象台は7月17日(日)、市全域で梅雨明けしたとみられると発表した。
今年の梅雨は、6月17日(木)の梅雨入りから30日間にわたり、平年より6日長かった。
 この影響により、今夏の35度以上の「高温日(猛暑日に相当)」は、
例年より7日間短い20日前後になる見込み。
また最高気温も38~39度が限度とし、40度以上になる可能性は低いと見ている。
 市のここ数年の梅雨は、雨天と蒸し暑い高温の日が交互に訪れ、降水量が不均一であることが特徴。
今年は市南部で降水量が多く、梅雨の期間中、松江で314・3㍉、万博会場で311・7㍉を記録したが、
北部の崇明島では、167・0㍉だった。
 また、この現象について気象専門家は、亜熱帯低気圧が不安定で、
梅雨前線が南北に頻繁に移動することが原因と分析。
今世紀に入り、毎年のように同様の現象が起こっていることもあり、今後は、
雨天と蒸し暑い高温の日が交互に出現するのが、市の代表的な梅雨模様として定着すると予想している。
(7月17日)

~上海ジャピオン7月23日号より

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