目玉ツアー体験記 in 敦煌・トルファン

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砂漠と世界遺産・少数民族を訪ねて
in 敦煌・トルファン

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高くそびえる敦煌莫高窟の96窟

旅はひょんなことから

「周荘とか朱家角とか、近郊の水郷はいろいろ行ったし、今度は足を延ばして砂漠かな」。
お正月に帰省したとき、父親にこう言ったら「じゃあやっぱり敦煌だろう」って。
古い日本の映画まで引っ張り出してきて、ロマンだなんだと熱く語るもんだから、
なんだか行きたくなってきちゃった。
それで休みが明けてすぐにツアーに申し込んだのが、今回の旅のきっかけ。

砂漠のオアシス、敦煌

上海から西安でいったん飛行機を乗り換えて、トータル4時間半くらいで敦煌へ。
飛行機の窓から下を見ると、グランドキャニオンみたいな景色がどこまでも広がっててウットリ。
到着後すぐホテルに入り、さっそく敦煌料理を頂きました。
翌日は、朝から世界遺産「莫高窟」を見学。
全長1・6㌔で、洞窟の数は何と400! それが西暦355年に造られたなんて愕然としちゃう。
莫高窟の象徴と言われる96窟も大きくてすごいけど、今回は普段公開してない158窟も見られて、
涅槃像の安らかな顔に感動。本当にお昼寝してるみたい~。
莫高窟からはラクダに乗って「月牙泉」へ。
まさに砂漠のオアシスって感じ。
砂が風に吹かれると鳴くような音がするという「鳴沙山」からは、
見る間に姿を変えていく砂漠を、ただただぼ~っと眺めました。

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美しい砂丘が連なる鳴沙山

エキゾチックトルファン

寝台列車に揺られて、一路トルファンへ。
到着後は、三蔵法師が滞在したという高昌故城を巡り、約100㌔にもわたって連なる火焔山へ。
山肌が赤くて、名前の通り燃えてるみたい。
地下水路カレーズに並ぶお店では、たくさんの種類の干しブドウを食べ比べ。
いくつか父親へのお土産用に買ってあげました。
そして夜には、ウイグル民族ショーで大興奮。
ウイグルの女の人って美人~!
最終日にウルムチで、香辛料の量り売りなど庶民のバザールを楽しんだところで、今回の旅もおしまい。
砂漠地帯のカラッとした気候って気持ち良くて、すっかり気に入っちゃったな。
今度は『敦煌』好きの父親も連れてきてあげようっと。

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~上海ジャピオン4月8日号

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