今日もホテルDeトレビア~ン ST.RICH Hotel Vol.30

早くも計画、春の杭州へ 「安」「潔」なホテルを探せ


 秋の名物が金木犀なら、春の名物は西湖に架かる橋「白堤」と「蘇堤」に咲く桃の花、そして龍井茶の新茶。
杭州は、どれだけ私を虜にするつもりでございましょうか?
気が付けば、主人と一緒にパソコンの前に座り、春の杭州旅行の計画を練っているところです。
 西湖行くでしょ、龍井の茶畑行くでしょ…と今回はなかなか詰め込んだ旅程で勝負。
なのでホテルに関しては、〝料金は抑えたい。
でも結構キレイ!〟を条件に探しました。
すると、願望にピシャリとはまるホテルを発見。
それが、「ST.RICH Hotel」でございます。

西湖まで徒歩7分の好立地

 こちらのホテルは、市の中心部にあり、西湖まで歩いて7分という好立地です。
07年にグランドオープンして、08年の3月に2期の工事が終わったばかり。そして今なら、各部屋で約20~40%オフのキャンペーンを実施とのことです。

空色の少女フロア?

 ホテル自体は基本的にはビジネスホテルといった装いで、部屋も華美な装飾はなく、ブラウン系が基調の落ち着いた造り。
廊下も同様に少し重厚な雰囲気を醸し出しております。
 個人的にトレ・ビア~ンと思ったのが、なぜか1フロアだけ雰囲気が異なるフロアがあるようで。
廊下は白と空色、部屋の方も、白ベースでピンクの縁取りのあるベッドや花柄の壁紙、赤やオレンジのソファー…。
しかも、値段も普通の部屋とそう変わらない。
私は「この部屋で」と思ったのですが、主人が「1人暮らしの女子大生の部屋みたいだ」と鼻の穴を広げて発言したため却下。
結局、デラックスルーム+朝食2人分付きの358元のプランを利用しようということで落ち着きました。

朝食2人分付で358元

 デラックスルームには、26インチの薄型テレビや、シックなソファーが置かれ、広さは35平方㍍。
バスルームの壁が透明になっており、これをブラインドで区切るシステムになっております。 
ブラインドを上げれば、「世界丸見え!」状態なのですが、主人も三十路を超えておりますし、ブラインドを上げるようなイタズラもしないし、する気もおきない、と申しているので大丈夫でしょう。
 また、バスタブがないので、風呂好きの主人と議論しましたが、1泊のみなので今回はなしでOK、ということで落ち着きました。
シャワーボックスは最近流行りの、フォレストタイプと手持ちタイプの2種類が備わった形のようです。
 ホテルの目処もついたところで、旅のリサーチは一息。
あとは、旅行中に西湖を練り歩く時の服を決めなくては! 旅行って下準備のわくわく感が楽しいのよね。

~上海ジャピオン2月20日発行号より

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