金融危機でも納得価格
全室バスタブ付398元
去る人あれば、来る人あり。
主人の会社では最近、出張者がぽつりぽつり増え始めているようです。
ただ、やはり金融危機の影響か、会社からは「出張のホテルは1人200元以下」との何とも厳しいお達しが出ているよう。
そんな折、主人の同期が、近々出張でやってくることに。
「2人くるから、400元以内で格好のつくホテル探して」と懇願されました。
分かりましたとも。と、目を皿のようにしてネットサーフィンを小1時間。
4ツ星スタンダードルームが朝食2人分付きで398元というお部屋を発見しました!
そのホテルとは「瑞登雅閣酒店」です。
とは言え、価格だけではオススメできないので、例のごとく、いそいそと見学へ。
3つの区の交差点に
ホテルの場所は、静安区・長寧区・普陀区のちょうど交わる辺りにございます。
出張なら、色々とお出かけも多いと思うので、上海駅まで約3㌔、虹橋までもタクシーで約10分。
これなら、どこに行くにも便利そうですね。
さて、ホテルに到着し、1階の門をくぐると…あら? なにやら、やけにこぢんまりした造り。
スタッフらしき人が2人ほどいたので聞いてみると、ホテルロビーは6階とのこと。
そういうワケね、一安心。
気を取り直して6階に上がると、シティビューの明るいロビーが広がっておりました。
総経理は日本滞在経験有
フロントで部屋を見学したいのですが、と申し出ると、なんと総経理が案内におでましになりました!
ひえぇ、単なる見学の日本人太太1人になぜ?
と思ったら、総経理は日本滞在経験があって日本語も少し話せるそうで。
総経理曰く、宿泊客の30%は日本人。
現在は日本語の話せるスタッフは少ないけど、今後は日本語の指導にも力を入れていくそうで。
これはトレ・ビア~ン!
さらに、元々はオーストラリア資本ということで、欧米系の団体客が多いそう。
ちょうどフロントにて、英語で手続きをしてる欧米人の方がいらっしゃいましたが、フロントスタッフの対応も馴れたもの。
出張者2人も、英語はいけるクチなので、没問題のはずです。
お部屋は全室バスタブ付
そして気になるお部屋へ。
最安プランのスタンダードルームは7~18階の宿泊となるそう。
そして日本人に嬉しいのが、こちらのホテル、なんと全室バスタブ付だそうです!
温泉の素でも持って来たら、出張で疲れた身体も、湯船でゆったり癒せますね。
お部屋自体は茶系で統一されていて、シンプルな造り。
テレビはNHKも見られます。
主人の会社の財務の皆様!
これなら、出張者にも会社の懐にも優しいのでは?
帰って主人に早速報告しよ~っと。
~上海ジャピオン6月19日号より