ド派手なホテル発見
七色に光るバスタブが!
新婚夫婦の奥さまから、「ドでかいバスルームを持つユニークなホテル発見」との情報をゲット。
さらに彼女によると、〝お風呂が光る〟のだとか。
お風呂が光る? どういうコト?
彼女も実際見たことはないというので、2人で一緒に見学に行って参りました。
そのホテルとは、08年10月にオープンした「上海僑麗聖馬公寓」でございます。
地下鉄1号線「漕宝路駅」を出て、タクシーで漕宝路を南にずっと行ったところにありました。
英国仕込みの西洋デザイン
ホテルの外観は至って普通なのですが、中は中世ヨーロッパ調な雰囲気。
フロント前には、アンティークなソファが置かれ、エレベーターに向かう通路には天使の彫刻、フロント脇のカフェには多数の絵画が飾られておりました。
というのも、実はこのホテルの総経理は台湾出身で、日本の早稲田大学を卒業後、イギリスでデザインとホテル経営を学んだのだそうです。
部屋は、若い男女向けの「豪華精到房」や「豪華晶華房」などの各種デラックスルームと、出張者向けのビジネスルームの2種類に分けられます。
バスルームで20平方㍍?
早速、噂のバスルームを見せて欲しいとスタッフにお願い。
現在1泊530元(朝食2人分付き)で提供中の「豪華晶華房」を見せて頂きました。
室内は、パープルのライトに包まれた妖艶な雰囲気。
ベッドは丸く、ソファは真紅のハート型。
この派手な内装を前に、私たちは妙なテンションへと変わります。
そして奥へと進むと、ありました、巨大なバスルームが。
もう「ベッドルーム」と「バスルーム」の〝2部屋ある〟といった方が適切なほどです。
スタッフの方によると、この「豪華晶華房」は64平方㍍。
バスルームだけでも20平方㍍以上はあるとのコトで、これはトレ・ビア~ンでしょう。
ジャグジー付の光るバス
こちらのバスタブ、なんとジャグジー機能付き!
さらにジャグジーボタンを押すと、漏れなくバスタブ底についたライトが、赤・ピンク・黄色・緑・青など、幻想的に色を変えながら光るのでございます。
私たち2人思わず、「これはスゴイ(笑)」と、半笑いで目を合わせてしまいました。
部屋ごとにテーマあり
このホテルでは部屋ごとにテーマがあり、それに合わせた様々なデザインが施してあります。
例えば、障子戸の付いた「日本式」や、桃の花が咲き乱れる「桃源郷」など。
また、ビジネスルームは一転、茶系の落ち着いた雰囲気で、部屋によってはワークスペース付き。
ただ、バスルームの大きさは相変わらずでした。
ホテル自体、若い男女向けですが、見学のつもりで友人と泊まっても楽しめそうです。
~上海ジャピオン6月26日号より