漢なら黒を極めよ
差し色・形で遊べ
冬の定番、ブラックコーデ。
取り入れやすい色だが、
黒で人より抜きん出るのは相当難しい。
そんな中、街角で輝きを放っていた
ブラックイケ男をチェキラ。
ライジングKさん、よろしく!
「いや~、ブラックはやっぱり最強っすね。
僕のイチオシは、Aの徐さん。
細身のサルエルパンツが動きを出してるし、
色味で遊ばず、素材感と形だけで遊んでるのが
小憎い演出っす。
また、Bの阮さんは、ルーズな
ボトムス+スタジャンなのに、
ネイビーのブーツで外してくるところが
ツワモノっすよ。
黒×白のシンプルスタイルで決めた
Cの小陶子さんは、
メガネの赤フレームがセクシー&クール。
Dの曹さんは、ブラックコーデに、
モヒカンとクロムハーツのアクセの組み合わせが
男度120%っす」
上海のブラックコーデキングたちは、
素材や形で変化をつけつつ、
統一感を守るのが鉄則のよう。
カラー旋風を巻き起こせ
勝負の1色使いで豪華に
灰色の冬空のもと、レッドやイエローなど
ビビッドカラーは注目を集めること必至。
だが、色の相性や配分が意外と難しい。
大阪のオバチャンのような
ハデハデファッションにならないように
テクを使う、上海のイケ男たちの
カラー攻略法を覗いてみよう。
「反対色を使ったカラーコーデで
輝いているEの王さん。
シャツをボトムにインし、
カジュアルライクな赤×青のアウターを
上品に着こなすテクは見習いたいっすね。
Fの陸さんは、ボアジャケット×ブーツの
アメカジスタイルを、カーディガンで
キレイめにまとめる小技がニクイ。
Gの金さんは、オリーブ色を中心に
優しい色でまとめて、女子の心を鷲づかみっすね。
スニーカーで少年っぽさをミックスして、
これ最強でしょ。
Hの楊さんは、デザイン性のある黒上下に、
キャメルレザーを合わせた、
チョイ悪コーデときましたか」
続々登場カラーコーデ派
インパクト勝負で有利!?
カラーコーデ派は、派手好きというより、
色に惚れ込んで着ているという人がほとんど。
アジア人の顔色によく合う、
鮮やかな色遣いが目立つ。
では引き続き、ライジングKさん、頼むよ!
「爽やかなコバルトブルーが目を引くIの孫さん。
中国の伝統デザインをモチーフにしたクツ、
バッグなど小物遣いにも抜かりないっ。
Jの周さんは、シャツonパーカーの
トレンドスタイル。
短めのボトム丈がブリティッシュ~。
Kの倪さんは、グラフィカルな
蛍光グリーンのアウターがヤバカッコイイ!
伊達メガネで、インテリ感を
プラスしてるとこがプロっすね。
Lの陳さんは、上品なベージュコートを
ウォッシュドデニムで着崩す感じ?
甘いマスクにオレまでキュンキュン♪」
上海のストリートを華やかに彩る
イケ男たちは、自分のベストカラーを
心得ているようだ。
柄に負けない己を磨け
今年のトレンドは花柄
存在感はあるけど、組み合わせを間違ったら、
チグハグになって、着る時に
度胸が試される柄コーデ。
そんな上級者ファッションを、
さらりと着こなすイケ男が集結。
では、ライジングKさん、
コメントお願いします!
「柄コーデイチオシは、
細身のボトムスにロングコートが似合うMの荘さん。
オリエンタルなストールで大人の上品さが半端ない!
Nの朱さんは、流行の花柄ジャケットに
柄パンを合わせる、
デザイナーならではのコーデ術っすよ。
Oの陳さんは、暖色セーターを引き立てるべく、
ブラックで統一。
色彩のセンス、バランスともピカイチっすね。
スタッズ使いが秀逸なPの胡さんは、
落ち着いたロックスタイルを追求っすか!」
独自のオーラを放つ人が多かった柄コーデ。
自信がみなぎるその着こなしテクは圧巻だ。
~上海ジャピオン2013年1月25日号