どこで締めくくり、どこで迎える?2008→2009

新天地や南京路・世紀広場のカウントダウンや龍華寺の鐘突き――
「大晦日どうしよう?」という人に向け、その夜を演出するイベントをご紹介

2009年のスタート地点を今決めちゃおう!

新天地
幻想的な水上舞台 歌と花火で今年も魅せる

毎年中国音楽界を代表するスターが駆けつけ、その歌声を大晦日の夜に存分に響かせる――。

新天地のカウントダウンフェスティバルは、市内で最も熱い年越しイベントの1つ。

06年には中国台湾のスター・王力宏(ワン・リーホン)、07年にはアイドルグループS.H.Eらが登場し、1年の最後の夜を大盛り上がりで締めくくった。

 今年は「愛」と「喝采」をテーマに、市内初の水上カウントダウン舞台を設置。レーザービームが作り出す、幻想的な光のベールが会場を包み込む。

そのステージ上を熱く彩るのは、中国香港の歌姫・林憶蓮(サンディ・ラム)と、〝歌神〟とも称される中国男性ポップスの代表的な歌手・陳奕迅(イーソン・チャン)。
さらに、日本からも女子ブラスバンド隊が駆けつけ会場を沸かす。

なおチケットの入手には、指定期間中に新天地で500元以上を消費するなどが必要となる(詳細は左記データを参照)。

またこの日、新天地のレストランやバーは、営業時間を翌2時前後まで延長する予定で、店によっては特別サービスがあるところも。

チケットの入手が難しいという人は、大晦日の夜最も熱い会場の周囲のレストランでその雰囲気を味わいつつ、食事をしたりグラスを傾けたりするのもいいだろう。


南京東路・世紀広場
人気歌手3組が出演 新年ともに何が飛び出す?

世紀広場のカウントダウンも新天地と並ぶ、若者に人気の年越しイベントの1つ。

今年は「美特斯邦威(Meters/bonwe)の夜、Happy2009」と題し、中国台湾出身の人気アイドル・張韶涵(アンジェラ・チャン)や、〝バラードの王子〟こと張信哲(ジェフ・チャン)、ロック歌手・迪克牛仔(ディック・カウボーイ)が、それぞれの持ち味を発揮した華やかなステージを披露する。

 さらに舞台中央には、幅6㍍×高さ6㍍の大きなプレゼントボックスが設置され、2009年になったと同時に開く予定。そこから何が飛び出すかは、その瞬間までのお楽しみ!

 また会場の壁には、巨大なメッセージボードも設けられ、来場者は自由に新年のメッセージを書き残すこともできる。

 チケットは、指定期間に南京東路のアパレルショップ「美特斯邦威」などで買い物した人に送られる。

なお、イベントの様子は「SMG新娯楽頻道」で生放送される予定。


龍華寺
これぞ大晦日の音色 120年続く伝統行事

厳冬の中、更けゆく夜に響き渡る「除夜の鐘」は、日本人の年越しに欠かせないもの。
ここ上海でもそれを体験したいという人は、市内最古の寺院である龍華寺へ行こう。

ここでは約120年の歴史を持つ伝統行事「龍華晩鐘」が、今年も開催される。

チケットを購入した108人の参拝客が、新年への祈りを込めて、重さ約3000㌔の青銅の鐘を力強く鳴らす。

108の鐘が降り注いだ後は、冬空に華やかな花火が鮮やかに打ち上がり、参拝客の新年の門出を祝う。

境内では、龍や獅子が舞い踊るショーや、小吃などの屋台が並ぶほか、秘蔵品の展示イベントなどが行われる。

また寺院周辺でも、小吃や縁日ゲームなどの屋台が毎年並んでおり、今年も賑わいあるその光景が再現されることを期待したい。

「竜華晩鐘」は、「上海八景」の1つにも数えられる市の風物詩の1つ。ここなら、情緒ある年越しが過ごせるはずだ。

周華健年越しライブ
美声と迎える新年

中国台湾出身の人気歌手、周華健(エミール・チョウ)が大晦日の夜、上海体育館でライブを開催する。

もはや中国男性ポップスの定番となった『朋友』や『愛相随』、CHAGE and ASKAの『男と女』のカバー曲『讓我歓喜讓我憂』」や宇徳敬子の『忘れな草』のカバー曲「忘憂草」など多数のヒット曲を持つ周華健。

感情たっぷりの歌声と圧巻のパフォーマンスで今年最後の思い出をロマンチックに刻んでくれるはずだ。

ウイーン交響楽団 新年コンサート

快活な円舞曲で幕開け

 上海東方芸術中心では、ウィーン・ヨハン・シュトラウス交響楽団が、12月31日(水)~1月2日(金)まで、計5回にわたり新年コンサートを開催。
『美しく青きドナウ』や『皇帝円舞曲』など、〝ワルツ王〟と呼ばれるシュトラウスの快活なメロディが会場に響く。
さらに今回は、ソプラノ歌手のモニカ・モッシャーやバレリーナたちを迎え、演奏に華を添える。
快活な円舞曲の数々と共に、新年の幕開けを迎えよう。


話題のショッピングスポットへ 歳末バーゲン!

年末は上海でも日本同様にバーゲンラッシュ。
その勢いは日本以上かも!?


やっぱり気になる紅白
でも浦島太郎になってない?

海外で生活するほど、恋しく思える紅白歌合戦。
しかし上のラインナップを見た時、日本にすっかり疎くなったせいで、耳にしたことがない歌手や曲が多く、浦島太郎のような焦りを覚えた人も多いのでは?

そこで、ここでは初出場組を中心に紅白歌合戦の見どころを紹介!
 紅組では、『そばにいるね』が2008年上半期のシングルランキング1位を獲得した、R&Bの新星「青山テルマ」。

特筆すべきはそのDL件数で、着うたが355万、着うたフルでは史上初の200万DLを突破し、ギネスブックの認定も受けたほどの人気ぶりだ。

〝次世代のELT〟と称されるエイベックス期待の新人「GIRLS NEXT DOOR」は、デビューから僅か3カ月で紅白を射止めた。

このほか、テクノポップユニット「Perfume」やジブリ映画『崖の上のポニョ』の主題歌がヒットした「藤岡藤巻と大橋のぞみ」も登場。

復帰組では、今年の24時間テレビ「愛は地球を救う」で再結成した「SPEED」が、9年ぶりの出場を果たした。

一方白組では、デビュー以来紅白を頑なに辞退し続けてきたMr.Childrenが、遂に出場する。

また〝演歌界の黒船〟とも言われる黒人演歌歌手「ジェロ」も見逃せない。
日本人である祖母の影響を受け、幼少より演歌で育ったというだけあり、その歌唱力は本物だ。

このほかにも、ガンを克服してデビューし家族の愛を歌う「木山裕策」や、韓国の人気グループ「東方神起」、刑事ドラマ「相棒」がヒットした水谷豊、「クイズヘキサゴンⅡ」から生まれたユニット「羞恥心」と「Pabo」らが初出場を決めた。

 なお司会は、SMAPの中居正広と仲間由紀恵が務める。


上海人に聞きました! 12月31日の過ごし方

Q1 2007年12月31日は何をしていましたか?

自宅でTVを見る人が29%で1位。

ただし中国では旧暦の正月・春節を〝新年〟と考える習慣があるため、日本のように長時間の特別番組や名物番組は少なく、国内外のカウントダウンイベントや新年を祝う花火をTVで楽しむ人が多い。

また、本来は春節のイベントである「餃子を食べる」を、この日にも取り入れる人も少なくないようだ。

その他は、「龍華寺で鐘突きに参加」や「1人で1年間をぼーっと振り返っていた」など。

Q2 2008年12月31日は誰と過ごす予定ですか?

結果は家族が約60%の票を集めて1位。

しかし、上海の若い人の間では「春節は家族と一緒」という意識は強いものの、12月31日については、特別な意識はないという。

2位の恋人は、「現在恋人はいないけど…」という少数の願望意見も含めた数字。

また、既に仕事の予定が決まっており、会社の同僚と過ごすことになるという人も3%ほどいた。

Q3 2008年12月31日の夜、どこで過ごす予定ですか?

これまでの結果を見る限り、「自宅」で「家族」と一緒に「TV」、というパターンが最も多いよう。

ホテルや外灘でロマンティックにという人も合わせて10%。

また、4Pでも紹介した南京路・世紀広場のカウントダウンイベントに参加する予定の人が4%。

その他の中にも、「新天地」や「龍華寺」、淮海路の「大上海時代広場」などでイベントに参加する意見もちらほら。

また、「産婦人科の病室」で産まれたての赤ちゃんと共にという人も。

アンケート調査は、上海在住で20~30代の中国人ネットユーザー男女各45人を対象に、2008年●月●日-2008年●月●日に実施した。
調査/インフォブリッジ

~上海ジャピオン12月26日発行号より

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