至福の口どけ、スフレ系
現在上海で大流行中なのが、こちらのスフレタイプ。その特長は何といっても、とろける口どけ…!フォークを刺した時のふわふわ、もっちり感、口に入れた瞬間の極上の柔らかさ、そして「え、何回咀嚼したんだっけ?」と思う間もなく口の中でほどけていく幸福感。見た目のボリュームとは裏腹に、ペロリと完食してしまうこと受け合いだ。今回紹介する2店舗は、生地の甘さを抑えてあるため、甘酸っぱいソースやフルーツと好バランス。口コミサイト「大衆点評」で、「TBTB」は長寧区のスイーツランキング4位、「Hotcake」もインスタ映えするとの口コミが多数付いている。
両店の注意点としては、提供時間が少々長いこと。低温で焼き上げるため、できあがりまで10~20分ほど必要な場合が多い。時間に余裕を持って行くのがオススメだ。
思わぬおいしさ、新感覚
ひねりの効いたインパクトのあるパンケーキを試してみたい方にオススメなのがこちらの2店舗。「fine cafe&canteen」はワッフル、サンドイッチなどカフェメニューが充実。お食事系パンケーキはひとつのみだが、酸味と甘味がベストマッチ。「大衆点評」のメニューランキングでは、ダントツのTOP1も納得のおいしさ!平日11時には満席になるほどの超人気店だ。中山公園店が堂々の地区1位で、こちらも混雑必至。
中国らしさを感じるパンケーキにトライしてみたい人は「Chaos Treat」へ。セレクトショップに併設されたスタイリッシュなカフェで、紹介したタピオカパンケーキのほかにも、辛さが効いた変わり種「麻辣酥妃舒芙蕾」(54元)もあり話題性抜群。特に開店直後は待ち時間が長いので気を付けて!
これぞ王道の甘味と食感
両店舗ともオシャレなカフェ。パスタやピザなど食事系も充実しており、そのデザートとしてパンケーキが存在している。そのため、ガッツリ甘いチョコ系・フルーツ系がズラリと並び、華やかなメニューに思わず目移り…う~ん、それもまた幸せな時間☆
生地は昔ながらのオーソドックスな食感で、ふっくら&もっちり、しっかり食べ応えありの懐かしい味わい。甘味がしっかりしているので、コーヒーや紅茶を片手に友人とシェアして食べるのがよさそう。
「Pancake Day」は、瀟洒なカフェが並ぶエリアの一角に現れる。居心地よく整えられた店内では、ゆったりとした時間が流れていた。「UCC COFFEE SHOP」はさすがの日系。清潔感が際立つ明るい店内に、芳しいコーヒーの香りと、整った美しい料理に心が和む。
~上海ジャピオン2018年10月12日発行号