そうだ南京、行こう。2019

自分の足で歴史めぐり

中国きっての歴史都市・南京市。その魅力の一つに、歴史名所がコンパクトに集結し、地下鉄と自分の足で思うがままに観光して回れることがある。では早速旅に出掛けよう。

上海市内の各高速鉄道駅からは、約10分に1回南京市に向かう列車が発車するので、チケット確保に慌てる必要なし。「南京」・「南京南」駅どちらかに到着したら、地下鉄1号線で移動する。

「南京博物院」はこの地で出土したというマンモスの化石が圧巻。また〝オールド南京〟を再現した街並みセットなどフォトジェニックなスポットもあり。土産物も見逃せない。

「朝天宮」は博物院に比べ、昔の人々の暮らしが垣間見える所蔵物が多い。旅の締めくくりは「中華門」で夜景を望んで。ちなみに、城壁は中華門のみならず、街の至る所にその名残がある。地図で調べてみよう。

自然と歴史がいっぱい

南京市は歴史名所が多いだけでなく、周りに山・川が多く、風光明媚なとしても有名。次は自然満喫の日帰りコースを提案しよう。

「中山陵」や「明孝陵」、紫金山ロープウェーはすべて「紫金山」内にあり、この山にある観光地を総じて「鐘山風景区」と呼ぶ。ここの観光スポットをすべて回るだけでも1日では足りないほどだが、世界遺産「明孝陵」は見ておきたいところ。明の太祖洪武帝朱元璋と后妃が眠る陵墓で、25年掛けて完成した。建物そのものはもちろん、「神道」と呼ばれる、陵墓に至るまでの小道の彫像や植樹の様子も見事。

一方子どもが大喜び間違いなしなのがロープウェー。数年前まではスキー場のようなベンチ式でスリル満点だったのだが、現在は屋根付きのゴンドラへ改装。それでも窓から見える自然の風景を、15分間十分楽しめる。

カモとショウロンポウ

南京の美食と言えばカモとショウロンポウ。最後はショッピングとグルメを満喫するコースへご案内しよう。

かつては科挙の試験会場があったという場所「科巷」。現在は南京一のグルメストリートとして知られている。南京のグルメは高級料理が少なく、「老鴨粉絲湯(春雨入りカモスープ)」や「南京湯包(ショウロンポウ)」などチープなものばかり。また唐揚げやプチケーキの店も並んでいるので、買い食いを楽しんでほしい。

続いての「夫子廟」では中央広場で遊覧船に乗ったり、たくさんある土産物屋を覗いたりして過ごす。ここで土産として「塩水鴨(カモ肉の塩ゆで)」をゲットしょう。丸ごと1匹で35元ほど、開封すればそのまま食べられる。

夜はバーストリート「1912街」で酒と音楽を楽しみ、帰路に着く。飲みすぎには気をつけて!

~上海ジャピオン2019年12月13日発行号

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