上海市では2月7日(日)~13日(土)の春節休暇期間中に、市を来訪した観光客の総数がのべ401万5600人に達し、昨年同期比で5・6%増となったことがわかった。
また同期間中、市内165カ所の公園ではのべ499万8000人が来園、昨年比で36%増。上海野生動物園には16万3000人、世紀公園には10万8000人が訪れた。
今年は市民が市内の観光スポットや近郊で休暇を過ごす傾向が顕著だったとみられる。
一方、上海出入境辺防検査総站によると、同期間の市の出入国者はのべ74万人以上に上り、春節休暇期間中で過去最高を記録した。船での出国も人気で、のべ1万2500人が利用した。
そのほか地方への帰省者が市へ戻ってくる「Uターンラッシュ」のピークを迎える14日(日)~16日(水)、高速鉄道では臨時便を運行。
深夜~早朝6時の間、「虹橋火車」駅に1日当たり14便が到着した。しかし軌道交通やバスの臨時便の認知度が低く、軌道交通の始発まで駅で立ち往生する人も多く見られた。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年2月19日発行号