上海申通地鉄集団有限公司は1月20日(土)、市内各地の軌道交通駅に、スマートフォンでの運賃支払いに対応した改札機2台を入口用と出口用にそれぞれ設置。同日から試験運用を始めたことがわかった。
スマートフォンでの支払いは、アプリ「Metro大都会」内のQRコードを改札機の読み取り部分にかざして行う。同アプリとオンライン決済システム「支付宝(アリペイ)」もしくは銀聯カードを紐付けることで使用できるが、現状外国籍のアカウントには対応しておらず、年内には使えるようになる予定だと言う。同アプリは20日(土)午前10時半時点で4万人近くが利用。特に1・7・8号線での利用率が高かった。
改札機にかざすQRコードは同機の読み取り部分から5~10㌢ほど離す必要がある。アプリはアンドロイドではOS5・0以上、iPhoneでは「5」以上のモデルでiOS9・0以上のスマートフォンに対応する。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2018年1月26日発行号