旧暦の大晦日となる2月17日(土)から翌朝にかけて、市内で発生した火災は、昨年よりやや減少となる134件だった。また、爆竹などによるゴミは昨年比300トン余り増加した。
火災は、17日18時から翌18日早朝6時までの12時間に、市内で発生したもの。この消火作業のため、消防員1650人、消防車193台が出動した。市消防局は、住民が大晦日に備え、ベランダなどから可燃物を撤去したことが火災の減少につながったとみている。
また、春節を祝う爆竹はことしも上海の街をにぎわせ、18日早朝の路上には真っ赤な絨毯を敷き詰めたように大量のゴミが散乱した。この清掃のために、市容環境衛生局は作業員3・5万人あまりを動員。同局の統計によると、ゴミの量は1450トン余りに達した。
(2月19日)
~上海ジャピオン3月2日発行号より