日本に約100校
プロ選手も輩出
「小学1年生のときからサッカーをやっているので、上海でも続けたいと思いました」と言う怜央くん。
もともとはお父さんから勧められてサッカーを始めたが、
今では寝るときにサッカーボールを持って寝るほど、サッカーに夢中だという。
「クーバー・コーチング・サッカースクール」では、幼稚園生~小学生までを対象に指導。
4月からは、中学生向けのクラスもスタートする。
いずれも現状1クラス10人弱で、2人の日本人コーチがきめ細かく指導する。
同スクールは世界20カ国以上、日本でも約100校を展開。
日本では1万数千人の生徒が学び、Jリーグ選手も数多く輩出している。
上海を離れることになっても、日本や別の国で同じ内容の指導を受けられるのが特徴だ。
遊びの要素も
テクニック磨く
怜央くんはレッスンに混じると、すぐに周囲に溶け込んだ様子。
「両足でボールを交互に触ってみて」というコーチの指示を聞きながら、
周りと一緒にボールさばきのトレーニングに挑戦した。
レッスンでは、時には鬼ごっこやゲームの要素を取り入れながら、
自然と専門的なテクニックが身に着くように指導。
怜央くんも最初はぎこちなかったが、練習を重ねるうちに、自然とボールさばきが上達したようだ。
その後は試合形式でプレーし、教わった技術を実戦で試すこともできた。
レッスンを終えると怜央くんは「いっぱいボールに触れて、すごく楽しかった」と話し、
充実した表情で汗を流していた。
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~上海ジャピオン3月18日号