10月２日（火）に上海体育館で開幕する「２００７スペシャルオリンピックス夏季世界大会」に合わせ、徐匯区政府は、会場周辺の交通状況を調整する計画を明らかにした。
　これに伴い、徐家匯一帯の指定エリア内では近く、タクシーの乗車場所が制限されることになる。具体的な乗車場所について、同区交通整治工程の高世昀科長は、「現在検討中だが、一般利用が多いオフィスビルやショッピングセンター前などを中心にして、区内の約10カ所に建設する予定。完成は９月中旬を目指している」と説明した。
　このほか、会場となる上海体育館付近にも、大規模な駐車場を建設する予定。
　同大会は、知的障害者のオリンピックで、全世界約１６０カ国から、約１万人余りの選手が参加する予定。
　徐匯区では、交通の混雑がかねてから問題視されており、同大会の開催によりその状況が悪化することが懸念されていた。（８月15日）

～上海ジャピオン８月２４日発行号より