七宝老街が改修工事へ 拡張と建築物の補修のため

市の西南にある水郷の街「七宝老街」が面積拡張と建築物の補修のため、来年より改修工事を行う計画であることが、12月3日(月)、分かった。
拡張工事は七宝老街を中心にして、北の青年路から南の宝南路までと、東の北横瀝路、鎮企路から西の九曲弄、浴堂街までの約7万6000平方㍍の範囲で行う。
 建築物の補修には、文化的な景観を保護するため、木材や煉瓦、ガラスなどは既存の建築物に使用されているものとほぼ同じ素材を用いる。
また、七宝老街内を流れる蒲匯塘を境として、北エリアを文化展示館や茶館のある文化街に、南エリアをレストランが並ぶ美食街になる予定。
 工事期間中も全面封鎖されることはないため、七宝老街の観光は可能となる。
 七宝老街は、市中心部から西南へ15㌔にある、明清代の街並みを再現した水郷の街。数多くのお土産店や小吃の店があり、観光地として人気を集めている。
(12月4日)

~上海ジャピオン12月7日発行号より

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