上海軌道交通警察が最近、駅構内や車内における物乞いの取り締まりの一環として、
公式マイクロブログ「微博」上に、物乞い行為による検挙回数ランキングを発表し、
物議を醸している。
同ランキングは、2008年以降のデータを基に作成。1位は、総計309回検挙
された遼寧省出身の22歳男性で、2位は安徽省出身の88歳の女性だった。
市民の間では、今回の発表は、仕方がなく物乞いをする人を侮辱していると批判が
ある一方、物乞いが減ると賛同意見もあった。
なお徐家匯駅派出所では、8月6日(月)、チャットアプリ「微信」による通報の
受け付けを開始し、物乞いの取り締まりを強化中。
(8月19日)
~上海ジャピオン2012年8月24日号