「2012上海国際灯籠祭り」が、9月5日(水)18時半、小雨が降る中、市虹口区の
魯迅公園で開幕した。
同区での灯籠祭りは20年振りとあり、あいにくの天気にも関わらず、開場30分で来場者
数は2000人を超える賑わいとなった。
同祭りでは、万里の長城やエッフェル塔などをモチーフにした、国内外の灯籠52作品を
展示。
入口前には、約10万個の磁器で作られた、全長約200㍍、重さ約50㌧の龍型巨大灯籠
「東方瓷龍」が設置され、来場者を出迎えた。
また20年前に訪れた男性から、「以前と同じ龍の灯籠がありビックリした」という声が
聞かれるなど、昔を懐かしむ市民の姿も多く見られた。
展示以外にも、活動エリアを設け、象型灯籠では、子どもが中に入って遊び、滑り台を
楽しむことができる。
なお同祭りは、10月14日(日)まで、毎日18時半~22時半まで開催。
入場料は平日50元、土日70元、祝日90元。
(9月7日)
~上海ジャピオン2012年9月14日号