東方緑舟ちびっ子サマーキャンプ
思い出になる集団訓練
仲間との協調性育む
青浦区のレジャーパーク、東方緑舟にて開催される「ちびっ子サマーキャンプ(我是一名小軍人夏令営)」。
合計7日間に渡って行われるこちらではブートキャンプをメインとする。参加者を数グループに分け、朝は準備体操から始まり、午後はアスレチックや模擬射撃訓練、ドラゴンボートなどインストラクターの指導のもと、体験できる。また、飯盒炊さんや映画鑑賞、船艦の見学なども組み込まれ、仲間との協調精神を養う。対象年齢は8歳~14歳の子ども。この夏の思い出にぜひ参加させてみよう。
登録は同園サイトから応募用紙をダウンロードし、指定の方法で参加費を支払う。定員約30人。
マーベル・スーパーヒーロー展
アメコミファン必見
憧れのヒーローに会える
スパイダーマン、アイアンマン、キャプテン・アメリカ、マイティ・ソーといった、ディズニー傘下の漫画出版社「マーベル・コミックス(Marvel Comics)」の人気ヒーローが集結。
会場1階では上記4キャラクターのオブジェが展示され、特設コーナーでは体験型ゲームや記念撮影ができる。最新技術を駆使し、映画『アイアンマン』に登場する変身過程の模擬体験や、『スパイダーマン』ブースのトランポリンなど関連アトラクションも充実。また、オブジェをバックに記念撮影すると、映画チケットが進呈される。
アメコミファン必見の同イベント。今すぐヒーローたちに会いに行こう!
Sonic Shanghai2013
恒例、真夏のロックフェス
有名アーティストが続々
国内外のアーティストが集結するロックの祭典。ご存知、本家は13年の歴史を持つ大阪の「サマーソニック」で、上海でも都市型フェスを展開する。
今年は、米のラップコアバンド「リンプ・ビズキット」や、中国の人気ロックバンド「黒豹楽隊」、地元上海の歌手、李泉など、ヨーロッパやアメリカ、アジアを代表する豪華な顔ぶれが参加。さらに、6日(火)に行われるオープニングでは、英のアシッドジャズバンド「ジャミロクワイ」が出演。ダンサブルにしてポップなサウンドが会場に響き渡り、盛り上がりは必至だ。
アーティストとオーディエンスによって創り出される、熱狂に包まれた真夏の2日間を楽しもう!
上海ブックフェア
10周年のブックフェア
外国人作家も登場
上海市新聞出版局が主催する「2013上海書展」が、今年も行われる。
10周年を迎える今回は、500以上の出版社が一堂に会し、国内外の作家、学者700人以上が参加。特設ブースでは、全国の有名な書店が出展し、今年の話題の書籍を自由に閲覧できるほか、書籍の販売会も実施。また、代表作『バッド・ビューティフル』を村上春樹が翻訳したことで有名なイギリス人作家、ジェフ・ダイヤーや、映画『ベルリン・天使の詩』の脚本を手掛けたオーストリアの小説家、ペーター・ハントケなど、海外の一流作家を招くほか、書籍関連のセミナーも行われる。
この夏は、文学の世界に酔いしれてみよう。
上海瑪雅海灘サマーミュージックフェスティバル
水と音楽のイベント
夜間は水上映画も放映
今年の7月にオープンしたアミューズメントプール、上海瑪雅海灘水公園にて現在開催中のこちらのイベント。
8月25日(日)まで、毎週土曜日、1万平方㍍の「カリビアンビーチ(加勒比海灘)」で、薛之謙や兪思遠のほか、「頂楼的馬戯団」など、上海を代表する歌手、バンドのライブが繰り広げられる。押し寄せる3・5㍍の波と戯れながら、爽やかな演奏を楽しもう。また、水上スクリーンも設置され、夜間は映画上映も予定する。敷地内は、磁力を使用した水上コースターやサーフィン体験施設など、大人から子どもまで楽しめるアトラクションが満載。
さあ、水着を持参して、レジャープールに出かけよう!
上海古猗園荷花展
可憐なハスで涼む夏
フォトコンテストも開催
南翔鎮の植物園、上海古猗園が、色とりどりのハスを展示。
今年が初開催となる同イベントは、開幕10日にして、すでに10万人以上が来場。約1万平方㍍の敷地内に、「風巻紅旗」や、「星空牡丹」、「太空蓮」など中国原種も含めた、国内外の品種6000株以上が植えられている。7月下旬に見頃のピークを迎え、夏空の下、白やピンク、赤などの艶やかな大輪の花が咲き乱れる様子は絶景そのもの。また、期間中は園内にてハスのフォトコンテストも行われ、最優秀賞には現金5000元、優勝賞には3000元を贈呈。カメラを持って参加してみよう。
高温続く猛暑日は、艶やかなハス鑑賞でリフレッシュしてはいかが?
南匯桃狩り
もぎたての桃を食べよう
今が旬、南匯の水蜜桃
浦東新区の南に位置する南匯区。こちらでは、水分と甘味たっぷりの水蜜桃が収穫のピークを迎えている。
南匯区といえばスイカ「南匯8424」が有名だが、6月からは桃の出荷も始まり、農園を一般に開放された、農園での桃狩りを体験できる。芳醇な香りと深い甘み、とろけるような舌触りが特徴だが、果実も大きく、実の柔らかい品種として上海市民に親しまれている。入園は、事前に電話予約で時間を確保してもらおう。週末は大変混み合うので、平日9~10時に行くのが辺りがベストだ。
また農園が位置する新場は、800年以上の歴史を持つ古村。桃狩りついでに、散策してみるのもよいだろう。
野外映画上映イベント
夏季恒例の映画祭
計100本以上を上映
すっかり夏の風物詩となっている野外映画イベント。
今回は、静安公園大道、凱橋緑地小広場のほか、奉賢区や金山区など郊外も合わせて、9月27日(金)までの金・土・日曜に計26カ所の公園で行われている。作品は、中国香港の俳優、チョウ・ユンファ(周潤発)主演の『大上海』やジャッキー・チェンのアクションが楽しめる『十二生肖』のほか、シルヴェスター・スタローン主演の話題作『エクスペンダブルズ2』など、外国作品も交えて、合計128本以上を上映。広場に特設されたスクリーンで、夕涼みをしながら鑑賞しよう。
詳細は、市緑化景観管理局公式サイト(lhsr.sh.gov.cn)で確認可能。
2013年上海ジャズフェスティバル
夏を締めるジャズフェス
新旧スターの競演
アジア最大規模となるジャズフェス。9月20日(金)~21日(土)は「グリーンノート」、22日(日)~10月14日(月)は「ラウンドタウン」、15日(火)~19日(土)は「マスターホール」の3ステージから成る。
今回の「グリーンノート」では、2013年グラミー賞「最優秀R&Bアルバム賞」を受賞したロバート・グラスパーを始め、英国のアシッドジャズムーブメントの先駆け「ザ・ブラン・ニュー・ヘヴィーズ」のほか、ジャズ界のプリンス、ウーター・ヘメルも登場。また、ブラック・コンテンポラリーを代表するパティ・オースティンがトリを飾る。
夏の終わりはジャズの調べに酔いしれよう。
甲殻類珍種展示イベント
世界のカニ、エビに触れる
シロイルカ姉妹の演舞
同館初となる、甲殻類をメインに展示するイベント。
カブトガニやヤドカリ、甲羅に赤い斑点を持つアカモンガニ、色彩が鮮やかなフリソデエビなど、世界でも珍しいとされる世界の甲殻類を鑑賞できる。また、定期的に、子どもを対象とした「甲殻類ミニ講座」も実施しており、蟹や蝦についての授業や、餌付け、水族館探検などを体験。同講座は、公式ウェイボー(e.weibo.com/scfow)にて告知している。
また、基本となる160元のチケットには、シロイルカショー鑑賞も含まれている。ロシアからやって来たイルカ姉妹の華麗なるショーを堪能あれ。
~上海ジャピオン2013年7月26日号