上海市軌道交通11号線の第二期工事が完了し、8月31日(土)、正式に試運転を開始した。同日は、新設の駅や車両を楽しむ市民が詰めかけ、賑わった。
同線は、南東は浦東新区の「羅山路」駅から、北西は「嘉定新城」駅で二股に分かれ、北の「嘉定北」駅と東の「安亭」駅まで全32駅、全長65㌔で〝上海最長の路線〟と呼ばれる。「徐家匯」駅で1・9号線に、「交通大学」駅で10号線に、「江蘇路」駅で2号線になど、全5路線へ乗り換えることができる。また同第二期工事完了前は、嘉定方面から徐家匯へ行く場合、「曹楊路」駅で3・4号線に乗り換える必要があったが、今後は11号線のみでのアクセスが可能となった。
なお、同線の始発は5時30分、終発は23時51分で、ラッシュ時は5分間隔で運行。(9月1日)
~上海ジャピオン2013年9月6日号