潤い保ってウイルス対策
――去年の今頃は、インフルエンザにかかってしまい、せっかくの連休も台無しでした。今年は、うがい・手洗いを欠かさずするなど、対策をとっていますが、ほかにもオススメの予防法はありますか?
先生 最近はインフルエンザの患者さんが増えていますから、予防は肝心ですね。この季節ですと、「加湿器」を使って、室内の乾燥を防ぐのも、病気の予防にオススメですよ。
――部屋が乾燥していると、ウイルスに感染しやすいんですか?
先生 はい。空気が乾燥している状態は、ウイルスが繁殖しやすい環境でもあります。また、口や鼻の粘膜が乾燥すると、感染に対する身体の免疫機能が落ちてしまい、インフルエンザにかかりやすいんです。ですから、その予防のためには、普段から加湿器を使って、室内の湿度を50%以上に保つことが望ましいですね。加湿することによって、お肌の乾燥によるトラブルや静電気の予防にも役立ちますから、オススメですよ。
――早速、使ってみます! 使い方や注意点を教えてください。
先生 エアコンなど、暖房機器を使う時に、加湿します。湿度を上げすぎると、カビの原因になりますから、湿度計を活用して、50~60%くらいに保つといいでしょう。また、水のタンクは清潔に保ってくださいね。
~上海ジャピオン2014年1月24日号