老師のオススメ!
この本は、出版されてからほんの半年の間に3万冊以上売れた、中国台湾で大人気の小説です。作者の張徳芬は、元はジャーナリストでしたが、ヨガと精神療法を学ぶため辞職。5年の修行の後、この作品を書き上げました。
この本の主人公・若菱は、人生に希望がないと嘆いていたのですが、あるお爺さんとの出会いをきっかけに、人生の様々な課題や答えを見つけていきます。ためになる話がいっぱい詰まっているところが、私のお気に入りです。
私たちの人生でも、この本の知恵が役立つ時が来るかもしれませんね。
あらすじ
若菱は有名な学校を卒業し、外資系のIT企業に勤めていました。しかし、ふとした時に、なぜ望んだとおりの生活ができないのだろうか、どうして毎日を楽しく感じられないのだろうか、という思いにかられるのでした。
物語は、雨が降りしきるある冬の夜、郊外の山の中で車のガソリンが切れ、手元に携帯電話もないという場面から始まります。彼女が電話を借りるために山小屋を訪れると、そこにいた老人に「あなたは何者なのか」と質問されます。これをきっかけに、〝自分とは、人生とは〟という疑問に迫っていきます。
人生に乗り越えられない障害はないと教えてくれる作品です。
学校info
学校名 TTC中国語学校(天山虹橋校)
住所 古北路458号佰威商務中心7階(×茅台路)
TEL 5272・3144(日本語可)
営業時間 8時半~21時(土日は~18時)
Mail chinese@ttcenter.org
~上海ジャピオン2014年8月8日号