上海大学の教授が学生1348人に対して行った調査の結果から、上海人でも普通語が主な使用言語となりつつあることが分かった。
調査の「最も流暢な言語」という項目では、普通語が66・3%、上海語は25・9%。
また、「買い物時に最もよく使う言語」でも、普通語が78・5%と圧倒的で、上海語は16・6%という結果になった。
ただし、「好きな演目」では、59・9%が上海語の滑稽劇を選択し、北京語の相声(漫才)13・1%と、東北語の小品(短い出し物)18・3%を遥かに上回った。
これに対して同教授は、〝笑い〟の上で上海人はやはり、上海人の喜怒哀楽が表現された滑稽劇を好むと分析する。
なお、中国語に英語を交えて話すことに関しては、「良い」が47・9%、「悪い」が28・8%となった。
(5月11日)
?~上海ジャピオン5月15日号より