上海市では4月1日(水)より、排ガス性能の劣る黄色のシールが貼られた車両の走行規制範囲を拡大、「上海繞城高速公路(G1501)」の走行を禁止することがわかった。
市では、国家の定める排ガス基準をクリアした車両に、緑色のシールを添付。黄色のシールの車両〝黄標車〟は、走行を制限し、環境保護に努めている。またこれと同時に外環状線(S20)道路において、排ガス排出量の大きい〝国Ⅰ標準〟車両を全面的に規制する。
市交通委員会によると、昨年時点で市内の〝黄標車〟及び旧型車両数は17万1600台。市は今年末までに、この2種の完全排除を予定している。(3月24日)
~上海ジャピオン2015年3月27日号