市公安局城市軌道交通分局はこのほど、地下鉄車両内の治安管理を目的とした、車内の巡回取り締まりなどを専門的に行う地下鉄車両内巡回部隊を組織した。取り締まりの対象となるのは、車内の違法広告、物乞い、押し売り、個人販売の4つの違法行為。
取り締まりにあたる部員は、同局の各部門から召集された40人余りで構成。乗車警備取締法に従い、「地鉄乗警」と明記した腕章を着けている。
同局では3月から5月中旬までに、1200人以上の違法者を検挙している。今回、専門の警備員を組織、配置した背景には、これら違法行為の取り締まり強化がある。
市内地下鉄の1日の運行数は延べ1500車両、200万人が利用している。(5月16日)
~上海ジャピオン2006年5月19日発行号より