検索エンジンなどのサービスを提供する米グーグル社が昨年末、上海市の自由貿易試験区に会社を設立していたことが近日判明。これを足掛かりとし、同社が再び中国に進出するのではないかとの予測が飛び交っている。
同社は2005年に中国に進出したが、ネット管理部門との折り合いがつかず、10年にメールサービスを含むネット検索サービスを撤退。専門家によると、今回市に設立した会社はペーパーカンパニーであり、市自由貿易試験区の特別政策を利用し、アプリ販売サービスで再び中国市場に参入すると想定されている。
~上海ジャピオン2015年12月11日発行号