上海市黄浦区広東路で4月17日(火)、建物の外装材と見られるコンクリートの塊が落下。路上の男性に直撃する事故が発生した。
同事故が起きたのは、広東路にある建築物「外灘5号」の外灘に面した部分。目撃者によると、コンクリートは掌ほどの大きさで、建物の6階辺りから落下したと言う。コンクリート片が直撃した男性は頭を損傷、流血するケガを負ったが、18日(水)時点で歩けるほどにまで回復している。この事故を受け「外灘5号」の管理者などは、建物の老朽化で、外装材が剥がれ落ちたと推測。安全検査を徹底するとともに、建物の補修も進めるとしている。
~上海ジャピオン2018年4月27日発行号