上海中心気象台は、2月22日(金)~24日(日)に掛けて市の気温が5~11度で推移する見込みだと発表した。
また同気象台によると、2018年12月1日(土)~19年2月14日(木)の約2カ月半において、徐匯区の徐家匯観測地点で雨天の日が計39日間となり、1918年~19年の同時期に記録した45日間に次ぐ最多記録となった。また降水量は、例年の降水量128・9㍉のほぼ倍に当たる241・3㍉。〝100年に1度〟と呼ばれるほどの悪天候の原因は、西太平洋に亜熱帯高気圧がとどまり、またエルニーニョ現象によって、北方から中強度の冷気が流れ込むことで、市を含む華東エリアを中心に雲りや雨の多い日が続いたと言う。
また、旧暦1月15日に当たる「元宵節」を2月19日(火)に迎えた。市などでは、満月〝スーパームーン〟が同日24時頃に見られるはずだったが、悪天候のため観察できなかった。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2019年2月22日発行号