上海市青浦区の「国家会展中心」で6日間に渡って開催された「第2回中国国際輸入博覧会」が、11月10日(日)に閉幕。期間中に成立した取引額が、昨年比23%増の計711億3000万㌦(約4983億1500万元)に上ったことがわかった。
同博覧会には、181の国・地域から3800の企業が参加した。昨年開催された第一回博覧会と比べ、参加企業の規模、質、展示レベルがすべて向上し、391点の新製品や技術が展示・紹介された。特に今回、アメリカの「ダウ・ケミカル」社は3D液体シリコンゴムを中国市場に初めて登場させ、この材料を用い自動車、照明、オーダーシューズなどの分野で大いに応用できると紹介した。
また同博覧会は、一般に向け20日(水)まで無料開放。観覧時間は9時30分~16時30分で、予約人数が定員ののべ40万人に達した。
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2019年11月15日発行号