中原地区で高速鉄道2本開通 上海―河南省間が10時間短縮

中鉄上海工程局集団有限公司によると12月1日(日)、安徽省合肥市の「合肥南」駅と河南省商丘市の「商丘」駅を結ぶ高速鉄道「京港高鉄商合段」、安徽省阜陽市の「阜陽西」駅と河南省鄭州市の「鄭州南」駅を結ぶ高速鉄道「鄭阜高鉄」が開通。上海市から、阜陽市や安徽省毫州市、淮南市に直通する高速鉄道が運行を開始したことがわかった。

両路線開通前は、上海市から阜陽市まで普通列車のみで所要時間が8時間3分だったのが、開通後は3時間48分、上海市から河南省南陽市まで18時間32分から8時間32分に短縮。また「鄭阜高鉄」で経由する安徽省界首市の「界首南」駅は、同市初の高速鉄道駅となった。さらに「合肥南」駅では、江蘇省南京市へ向かう「合寧高鉄」、福建省福州市へ向かう「合福高鉄」と連結する。

「京港高鉄商合段」と「鄭阜高鉄」の開通により、中原地区と東南海岸地区間の接続が緊密になる。

(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2019年12月6日発行号

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