2009年1月に開通した「河南路新橋」に、12月28日(月)、亀裂が見つかった。
専門家らの検査は既に済んでおり、安全性に問題はないとの見解が出されている。
同橋は蘇州河にかかり、築約100年の橋を取り壊して新しく作り直したもの。
亀裂の現場を見た目撃者の話によると、亀裂は上下約4~6㍍に渡って入っており、
橋脚下には、大量の落下物があったという。
また、落下物の中にはコンクリートに混じって発泡スチロール、
ペットボトル、ビニール袋、古新聞などのゴミが混じっていたことも目撃されている。
上海建工集団基礎公司項目経理の李氏は、ゴミの混入について
「充填材の必要はあるが、こうしたゴミが利用されることは望ましくない」とした。
ゴミの混入については、工期の短縮のため、
本来使用するべき材料が間に合わなかったのも原因のひとつとした。
最近では、南京、杭州、貴州などでも、同様の問題が起きているという。
(12月29日)
~上海ジャピオン1月8日号より