第17回上海ブックフェア開催 AI技術で未来の読書体験

上海市静安区の「上海展覧中心」で8月12日(水)~18日(火)、今年で17回目の「2020上海書展(上海ブックフェア)」が開催されたことがわかった。

今年は新型コロナウイルス感染症流行の影響で、参加者が過密にならないよう、例年より10・8%広い2万6000平米の会場面積を用意。またオンラインとオフラインの連動形式により、読書愛好家に普段とは違った読書体験を提供した。今回の目玉は「未来読書館」というエリアで、読書のデジタル化やスマート化などをテーマとし、デジタル読み取りコンテンツ製品などを紹介。AI技術を用いた、デジタル出版業界の最新技術、最新コンテンツ、最新モデルを具現化してみせた。

また同展初日には、中国の大型総合辞典「辞海」第七版が披露された。総字数2350万字に上る同辞典には、新版で現国家主席の思想に関する内容などが追加された。

(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2020年8月21日発行号

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