上海蟹出荷3週間前倒しへ 生産量減少で価格は2割増

上海蟹の生産で有名な江蘇省などでは、新型コロナウイルス感染症の流行や水害の影響を受け、今年は上海蟹の生産数が減少していることが最近わかった。
今年の総生産量は近年で最少の80万㌧以下になる見込み。また、上質な上海蟹の価格は、例年より約2割高くなるという。一方、出荷開始は例年より3週間ほど早まり、中秋節・国慶節休暇前にはピークを迎える。
上海蟹の養殖業者は「新型コロナ流行の影響で養殖作業が遅れたり、養殖のカギとなる6、7月に発生した洪水によってカニが流されたり死んだりした」と、生産量減少の原因を説明している。

~上海ジャピオン2020年8月28日発行号

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