上海世博会執委会の?正声主任が3月31日(水)、記者会見を開き、その席上で市に限り、
従来の労働節にあたる5月1日(土)~3日(月)までの3連休を、
4月30日(金)~5月4日(火)までの5連休とすることを明らかにした。
今回の休暇の延長は、5月1日(土)から上海万博が開幕するのに伴う措置。
労働節休暇前後を休みとすることで、市内の交通規制や交通量増加による、市民の生活への影響緩和を狙う。
さらに同席上では、市民をはじめ、市の居住証明書を持つすべての住民に対し、
一世帯毎に上海万博入場券1枚と200元分の交通カードを無料配布することも発表。
これに対し市民からは大きな反響が寄せられ、受け取り方法などの問い合わせの電話が殺到した。
なお万博入場券と交通カードは、各住民居住区の居民委員会を通じて配布する予定。
また同主任は、万博開催期間中のナンバープレートの末尾番号による通行規制に関して、
現状では採用しないことを示唆。
ただ、交通量が急増した場合には、実施する可能性にも言及している。
(4月2日)
~上海ジャピオン4月9日号より